「まるで犬だな」会社で働くすべての人へ問いかける。正義とは何か?
今回は、映画『7つの会議』の見どころを紹介しようと思います。
作品情報
監督・キャスト
原作:池井戸潤
監督:福澤克雄
キャスト:野村萬斎、香川照之、及川光博、 片岡愛之助、音尾琢真、藤森慎吾、朝倉あき、岡田浩暉、木下ほうか、吉田羊、土屋太鳳、小泉孝太郎、溝端淳平、春風亭昇太、立川談春、勝村政信、世良公則、鹿賀丈史、橋爪功、北大路欣也
あらすじ
都内にある中堅メーカー・東京建電。営業一課の万年係長・八角民生(野村萬斎)はどこの会社にもいる、所謂“ぐうたら社員”。
引用:https://eiga.com/amp/movie/89181/
トップセールスマンである課長の坂戸宣彦(片岡愛之助)からはその怠惰ぶりを叱責されるが、ノルマを最低限しか果たさず、定例の営業会議では傍観しているのみ。
絶対的な存在の営業部長・北川誠(香川照之)が進める結果主義の方針の元で部員が寝る間を惜しんで働く中、一人飄々と日々を送っていた。
ある日突然、社内で起こった坂戸のパワハラ騒動。そして、下された異動処分。訴えた当事者は年上の部下、八角だった。
会社の闇に迫る内容
よくニュースで見かける会社の不祥事について、深く追求された映画です。
起きた結果を知ることはよくありますが、その背景や全貌については、なかなか知る機会ってないですよね。
フィクションですが、本当にあった出来事なんじゃないかと思うくらい、とてもリアルに描かれていました。
「会社で働く自分の人生って何なんだろう」と考えさせられます。
飽きることのないストーリー展開
映画化が止まることが無い井戸端淳原作。
超豪華俳優陣の迫真の演技の数々。
見ごたえたっぷりの2時間でした。
昨今の日本映画で、心の底から面白いといえる作品と出会っていなかったので、現代の日本映画として誇れる傑作です。
野村萬斎 vs 超豪華俳優陣
主人公、八角役の野村萬斎さんと、様々な超豪華俳優陣の掛け合いの数々。
個人的に思う映画の一番の見どころ。
特に予告編でも起用されている「まるで犬だな」という香川照之さんとの掛け合いは、映画界に残る名シーンです。
まとめ
この映画の魅力は、言葉で表現し辛く、「とにかく見て!」と言いたくなります。
これまで日本映画をたくさん見てきましたが、間違いなく、日本映画の中でオススメしたい映画です。
気になった人は、ぜひ観てください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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