ドラマ「MOZU」池松壮亮の演技が凄い。

「『MOZU』は僕の代表作です。」と語る池松壮亮。

ダメ男のイメージも強いかも知れませんが、

池松壮亮が「MOZU」で演じたのは冷酷な殺人鬼、新谷。

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この演技に釘付けになったという声が続出。

池松壮亮は2015年エランドール賞新人賞を受賞しました。

主役を食っているとまで言われたドラマ「MOZU」の演技に迫ります!!

ドラマ「MOZU」

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「俺達が見てるのは真実の断片に過ぎない、本当の真実とは程遠いものだ。

俺は本当の真実を全て知りたいだけだ、もう歪められた真実は見飽きた。」

倉木警部のこの言葉から始まる「MOZU」。

TBSとWOWOWの合作であるドラマ「MOZU」は、

『MOZU Season1〜百舌の叫ぶ夜〜』(ドラマ)

『MOZU Season2〜幻の翼〜』(ドラマ)

そして『劇場版 MOZU』の三部構成。

東京・銀座の繁華街で爆弾による爆発事件が起こった。

白昼の惨劇に多くの人々が巻き込まれた中、警視庁公安部に所属する倉木警部の妻・千尋が犠牲になり死亡した。

計画的なテロか、誤爆なのか、倉木(西島秀俊)は妻が死んだ理由を知るべく独自に調査を開始する。

ノンキャリで叩き上げの大杉警部補(香川照之)も事件を追う過程で、倉木とぶつかりながらも協力してゆくことになる。

一方爆発事件の現場に居合わせていた公安部の明星巡査部長(真木よう子)は、特別任務である人物を追っていた。

その人物はプロの殺し屋・新谷和彦(池松壮亮)。

新谷は事件当日、サイバーテログループの幹部・筧俊三の暗殺を目的に尾行していたが、爆発に巻き込まれ行方をくらます。

筧は爆発で死亡。新谷は地方で瀕死の状態で発見され、記憶喪失になっていた。

倉木、大杉、明星は津城警視正(小日向文世)の指示の元で公安部と刑事部の枠を超えて協力し、事件のカギを握る重要人物として新谷を追う。

そして筧の暗殺とICチップの回収を依頼していた大企業アテナセキュリティの東(長谷川博己)も、ICチップを手に入れるために新谷を追っていた。

やがて倉木達は、爆発前に筧と会っていた謎の女の存在、

千尋が精神を病む原因となった極秘捜査グラークα作戦の真相、

夢に現れる都市伝説の“ダルマ”、

そして殺し屋・新谷=百舌の正体など無数の謎が絡み合う裏で、

国家転覆を狙う恐るべき陰謀が隠されていることに気づく。

キャスト

「MOZU Season1〜百舌の叫ぶ夜〜」

倉木尚武(くらきなおたけ)   西島秀俊

大杉良太(おおすぎりょうた)  香川照之

明星美希(あけぼしみき)    真木よう子

新谷和彦(しんがいかずひこ)  池松壮亮

津城俊輔(つきしゅんすけ)   小日向文世

室井玄(むろいげん)      生瀬勝久

鳴宮啓介(なるみやけいすけ)  伊藤淳史

東和夫(ひがしかずお)     長谷川博己

中神甚(なかがみじん)     吉田鋼太郎

中島葵美(なかじまあみ)    有村架純

大杉めぐみ(おおすぎめぐみ)  杉咲花

「MOZU Season2〜幻の翼〜」(新登場キャストのみ)

池沢清春(いけざわきよはる)  佐野史郎

名波汐里(ななみしおり)    蒼井優

劇場版「MOZU」

権藤剛(ごんどうごう)     松坂桃李

高柳隆市(たかやなぎりゅういち)伊勢谷友介

吉田駒夫(よしだこまお)    ビートたけし

「MOZU」池松壮亮の演技が凄い。

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「百舌の早贄、それは百舌という鳥が行う奇妙な習性のことをいう。

百舌は捕らえた獲物を枝に串刺しにし、食べることなく飛び去るのだ。

この習性には多くの説があるが、何の為に行われているのかは未だに分かっていない。

当たり前だ、分かるはずがない。他の奴らに俺たちの衝動が。」

新谷の淡々と噛み締めるように口ずさむセリフ。

ここからはネタバレを含みます。

「MOZU」で池松壮亮は企業に雇われたプロの殺し屋、新谷和彦を演じました。

その悲しみと狂気に満ちた演技が凄すぎるんです。

銀座の繁華街で起きた爆弾事件。

突然筧のバッグが爆発し、多くの人間が巻き込まれた。

一方、新谷は「筧を殺してICチップを回収する仕事」を受けていた。

雇い主のアテナセキュリティは爆弾事件によって筧を殺し、

用済みになった新谷からICチップのありかを聞き出し、口封じのために殺そうとする。

しかし指示を受けた赤井がしくじり、誤って新谷を崖から落としてしまう。

こうして新谷は一命を取り留めたが記憶喪失になった。

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病院で出会った葵美という記者の記事によって新谷が生きていることが明るみになり、

赤井が上司になりすまし、病院まで迎えに来て新谷を連れ出す。

また命を狙われるも赤井を脅し、

自分が新谷和彦という名前で殺人鬼、

雇い主から口封じのため命を狙われていて、

爆弾事件の実行犯、宏美という妹が東中野にいることを知る。

自分を知る唯一の手掛かりになる妹を探しながら、

爆発事件の現場に何度も足を運び、立ち尽くす新谷。

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「本当に俺がやったのか?」

新谷は断片的にフラッシュバックする記憶を元に妹の部屋を見つけ出し訪れるが、妹は不在。

しかし部屋に入ったことによって新しい記憶が頭に浮ぶ。

そして隣人を装って接触してきた明星巡査をボロがでるまで質問攻めにして、

驚異的な身体能力で拘束し、自分の情報を聞き出す。

新谷「おれは自分が何者なのか自分で思い出す、例えそれが爆弾事件の犯人だとしてもな。」

明星「あなたは犯人じゃない。」

新谷「だったらなぜおれは追われてる?」

新谷を特別任務で追っていた明星巡査の証言で、新谷は爆弾事件の実行犯ではないことが明らかになった。

新谷は警察とアテナセキュリティ双方から追われているため、

自分について調べるよう葵美に依頼した。

しかし新谷の実家に行き調査を終えた葵美と合流する目前で、新谷はついに追手に捕まる。

アテナセキュリティの中神たちにひどい拷問を受け、ICチップの場所を思い出せと脅されるが新谷は思い出すことが出来ない。

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そこに葵美が連れて来られる。

新谷と並べられて拷問される葵美、耐えきれず命を落とす。

葵美の死と東たちによる精神的な揺さぶりで、記憶が蘇った新谷。

宏美「百舌。この名前はこの世界で二人しか知らない。」

和彦「宏美は、百舌だ。」

倉木警部「新谷宏美は新谷和彦の一卵性双生児の弟だ。」

異常性欲者の父に、昔亡くなった姉と同じ宏美をいう名前をつけられ、

男なのに女として育てられた新谷宏美。

今でも常習的に女装をするようになっていた。

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「俺は抑えきれなかった、日に日に大きくなっていく自分の衝動を。」

歪んだ愛情を注がれた宏美は精神を病み、自分の父親の首筋を刺して殺害。

「父親を殺したことにより、俺は自分の衝動を完全に止めることができなくなってしまった。

それでもそんな自分を和彦は受け入れてくれた。

それから和彦は、衝動を止められない俺が、無差別殺人犯として逮捕されないように

裏組織の連中と手を組み、殺し屋をして扱い、コントロールしてくれた。

和彦が持ってくる殺しの依頼は何一つ殺人事件として表沙汰になることはなく、俺は人殺しの百舌として、多くの人間を殺した。

そして和彦は、依頼者たちにも自分が犯行を行っているように見せて、俺の正体を隠し続けてくれた。

完璧だったんだ。

あの爆弾事件が起きるまでは。」

自分は和彦ではなく宏美。

爆弾事件に至るまでの記憶が戻った新谷。

「俺は爆弾事件で筧が死んだということと、回収したものの隠し場所を報告するために、すぐ和彦に会いに行った。

だがアパートに着くと、和彦が赤井たちと出てきた。

まるで連れ出すように和彦を連れ出す赤井たちのあとを俺は追った。

和彦の顔にはこれといった緊張や恐怖の色はなかった。

しかし俺の本能が何か危険を告げていた。

どこへ行こうとしているのか分からないが、

少なくともこれは和彦の意思によるものではないとそう直感した。

本能的に分かった。

このままでは和彦が殺されると。

最悪の事態を想像した。

崖には誰もいなかった。

俺は和彦が突き落とされたのだと思った。

だが、奈落の底に落ちたと思っていた和彦は助かっていた。

木の枝に挟み込まれて、その姿はまるで、百舌の早贄のように見えた。

東たちは爆弾事件のあと、和彦を連れ出し、崖から転落死させた。

筧が死んだのを確認して、永遠に和彦の口を封じようとしたんだ。」

新谷宏美は易々と手錠を外し、東の部下を襲う。

「お前達は死んでも償えない罪を犯した、お前達は永遠に呪われる、俺にな。」

ナース服を身に纏い、次々に殺しを実行していく新谷宏美。

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そしてついに中神甚を手に掛ける。

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姿をくらませた宏美は、葵美が言い残した卒業アルバムを返すために小学校を訪れる。

そこで和彦だと思い込んだ当直の老人に話を聞き、和彦のことを想い涙を流す。

「俺は和彦の仇を討つ、一人残らず殺す。」

新谷はアテナセキュリティの東に飛びかかるも返り討ちに遭う。

東「お前が狙うべきなのは俺じゃない、なぜ爆弾事件の真相が世の中に出ないと思う。

なぜ俺は捕まらない。」

東の裏にいたのは公安警察。

新谷は黒幕の若松警視と室井警視監を標的にした。

婦警の制服に身を包み警察の会議に侵入すると、そのまま若松警視を殺害。

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室井警視監を追い空港で死闘を繰り広げ、殺害。

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和彦の復讐を遂げ、宏美はその場で息絶えた。

(ドラマ「MOZU」season1のみ)

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「MOZU」池松壮亮インタビュー。

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「MOZU」は枠に囚われていなくて、静かだけど派手な世界観と、俳優の振り切れた演技が見どころだと思います。

真実を知ることに固執し続ける西島秀俊の演技、大人になっても単純で熱血な香川照之の演技、

長谷川博己のぶっ飛んだ演技。

登場人物ひとりひとりがかなり個性的なキャラクターなのに、演技だということを忘れてしまう「MOZU」の世界。

「MOZU」で新谷和彦、宏美の二役を演じ分け、殺し屋として存在した池松壮亮の演技はとにかく凄いものでした。

嘘臭さが一切感じられないほど演技が良かったと思います。

「この『MOZU』に出演して以降、“『MOZU』の池松”と呼ばれることが多くなりました。『MOZU』は僕の代表作です」

「MOZU」について語る池松壮亮。

池松壮亮は「2015年 第39回エランドール賞」新人賞を受賞しています。

「新人賞」は1年を通じて最も活躍した将来有望な新人俳優に贈られる賞。

「これまで出演してきた作品が、僕の名刺変わりになるのですが、

『MOZU』は見た人の数が圧倒的に多く、一気に名前を知ってもらうこととなりました。

そのぶん、新谷というイメージが残ってしまうかもしれません。

でも、自分で選んだことですし、それが『MOZU』に貢献できるのであれば、なんらマイナスにはなりません。

『MOZU』があったからこそ、いまの僕がある。

今後、同じような役が続くのであれば、それを選んでいる僕のせいです」。

自分の仕事と演技にこれだけの覚悟があるって凄いです。

劇場版「MOZU」の池松壮亮、殺陣の演技についてインタビュー。

「あのアクションシーンは、ドラマ版と違って、カット割りをほとんどせずに撮影されています。

それはつまり、カット割りによる映像のマジックが使えないということ。

1つのアクションが長くなればなるほど、粗が見えてきてしまうんです。

ドラマでは、撮影当日に殺陣の動きを教えてもらって本番だったのが、映画では前日に練習があったので、それだけ大変なんだろう、と(笑)。

ただ、殺陣の流れにこだわりすぎてしまうと、それはそれで良くない。

例えば、権藤がパンチしてきた際、僕がほんの少しでも、防御の手を早く出してしまったらおかしいわけです。

それに、本番のパッションは練習とは違うし、何よりも、やっと出てきたんだから暴れろという、周囲の“ヤレヤレ”モードがすごかった(笑)」

アクションシーンの、食うか食われるかの緊張感。

まさに本気の殺し合い。演技だというのが信じられない程です。

今回は触れていませんが、劇場版「MOZU」はフィリピンロケを敢行し、

ハリウッドさながらの壮大な映画に仕上がっています。

羽住英一郎監督の劇場版「MOZU」についてインタビュー。

今回の『劇場版 MOZU』の撮影は「反省しない」ということがテーマでした。

失敗を畏れてはいけないというか。

いちばん良くないのは、あの時、あれをやっておけば良かったなと後悔すること。

この『MOZU』という作品自体が、振り切ったものなので、どれだけやり切れるか。

西島秀俊さんに対しても、普通のメジャー作品や、

連続ドラマなどでこんな振り切った主人公をやれることはないのだからどんどんやってくれと言いました。

それは『MOZU』だからやっていいんだと。

何をやっても失敗ということはないんだからと。

「MOZU」に惹き込まれる理由が分かったような気がします。

俳優たちの演技合戦といっても過言ではないはずです。笑

まとめ

「MOZU」での池松壮亮の演技や役どころついてまとめました。

感想は、演技うますぎ。とにかく演技力がやばいです。

狂気と悲しみに満ちた演技に、悪役ながら感情移入して応援していました。

エランドール賞新人賞にも納得がいきます。

ですが池松壮亮本人は受賞後トロフィーを飾らず、すぐに隠したそうです。笑

「まだ自分はこんな賞をもらえるような俳優じゃない」

このようなことを言っていたと思います。

池松壮亮はどこまで謙虚なんでしょうか。笑

「MOZU」での池松壮亮の演技をメインに記事にしましたが、作品自体本当に面白いです。

個人的には大杉警部補(香川照之)が娘との関係を修復していく過程が好きでした。

「俺は組織を変えるような大それたことは出来ないが、(警察内部の)悪い奴をブタ箱にぶちこむことはできる」

このときの大杉警部補は漢でした。かっこいい。

あとはこの人。

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東和夫扮する長谷川博己の演技が好きすぎて、すっかりファンになってしまいました。

ネットでは「チャオ東」とか言われてるみたいですね。笑

「倉木、俺はお前が好きなんだよ。チャーオ!!」

「くーらきぃぃ!!もっと傷ついたほうがいい男だぞ、死なない程度にな♪」

こんなことばかりいっていたイメージが強いです笑

特に倉木との掛け合いはお互いセリフを食いまくり。笑

どちらもお互いの主張を譲らない人物同士だったので、演技の掛け合いが凄いです。

大杉警部補やチャオ東を含め、豪華俳優陣が振り切った演技をみせる「MOZU」。

先ほども言いましたが俳優の演技合戦って言葉がしっくり来ます。

是非観てみてください。きっとハマりますよ。

登場人物も騙し合いで演技をしているので、それを成立させる俳優の器量や演技力に注目してみてください。

最後まで閲覧ありがとうございました。

おわり。

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